桜小川建築 三重県四日市市桜町の大工です。自然素材や手刻みにこだわって家を造っています。

トップページへ戻る
桜小川建築
<現場だより・目次ページへ
I様邸 その3 05/4/1up
今回は住宅 I様邸の土壁施工の様子です。
まずこんな花梨のこみ栓を
柱や束にうっていきます。
杉の壁ヌキ。
105x21を杉も梁の余りで作った
クサビでとめていきます。
屋根瓦の下はこんな感じです。
軒先から計算してうってあります。
日本瓦葺きです。
やっぱりこれが一番すきですね。
施主様のお父さんがいつかのために残してあった
わら縄です。
これをつかって竹を編んでいきます。
竹も丈夫そうなきれいな竹です
えつり屋さんがなれた手つきで
綺麗に組んでくれています。
荒壁です。
これは京都から取り寄せた寝かせてある(?)
時間をかけて腐らせてある最適が壁土です。
強烈な匂い(-_-;)
まずは1面だけぬってしばらく乾かせます。
同時進行してきた屋根瓦も完成です
知らない間に裏返しが終わり、
大直しもできていました。
外部になる所などは
壁土に少しセメントをまぜて塗ってあります。
左官屋さんの腕のみせどころ。
テンション高かった。
(*^_^*)
アルミサッシを仮にとりつけてます。
九州・四国間
(関東間、関西間などいろいろその地域によっていろんな寸法があるのです)
アセダスという、シージングボードを
貼っていきます。
これがスジカイのかわり。耐力面材。
15cm間隔で専用釘でとめます。
その上に防水シートで、次は桧の下打ち。
隙間をあけながらです
こんな桧の腕庇



建て方が完成して、瓦屋さん、えつり屋さんがすぐに工事にきてくれました。
寒くなる前に早く壁付けをやってしまいたいのです。
えつり屋さんは何回みてもすごいスピードで竹をきれいにくみあげてくれます。
壁土は自分で寝かせて腐らせようかな?って思ったけどそういうプロ?がいるみたい。
すごくいい土です。左官屋さんも大絶賛!!


あっというまにもう4月。。
まだまだ・・・頑張らないと。。

<現場だより・目次ページへ
▲このページの先頭へ
有限会社 桜小川建築  三重県四日市市智積町80-16 TEL:059-326-2720