数奇屋門補修工事 06/5/19up |
今回は強風で壊れてしまった数奇屋門の補修工事の様子です。 |
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4月の強風で門が倒れたそうです。 |
土台と柱の先が腐っていました。 |
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屋根部分はそんなにダメージはなく
工場に持って帰ってきました。 |
ピーラ(米松の良い所)で墨つけきざみです。 |
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屋根をはずして同じように墨つけをし、
刻みをしました。 |
外壁用木材防護保持材
「ウッドロングエコ」という塗料で塗りました。 |
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新しくした所も、違和感なく
仕上がっています。 |
完成!
周りの木々にもなじんでいます。 |
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菰野町にある閑静な住宅地”大羽根園”の施主様の家です。
友達の紹介でこの仕事をいただきました。
4月の強い北風で、この数奇屋門が倒れたらしいのです。
拝見しに行くと立派な門が!
土台と柱の下部分が腐っていて、アンカーボルトもあんまりしまってなくて。。
「全部米杉で作ってあるけれど、う〜〜ん少し弱いかな?」という状況。
施主様は木も銅板も色あせたこの感じがお気に入りです。
作り直すのも大変ですから、「悪くなった所を修理する」という事で
米杉よりも強くて硬い米松(ピイラ)を使ったご提案をさせていただき、工事にかかりました。
まず工場にもってきて屋根をはずして同じように墨つけをし、刻みをしました。
この先は絶対に倒れないように、控え柱を両側に立てて、土台・基礎も完璧にし、
腐らないように保護塗料を塗りました。
これで大丈夫です。ご安心ください。
すごくいい雰囲気を出しながら、これまでどおりの門構えを作っています。
大羽根園の町並みにあったいい感じです。
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