桜小川建築 三重県四日市市桜町の大工です。自然素材や手刻みにこだわって家を造っています。

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桜小川建築
【素材7】 花梨
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今回はメーカー品ではないのですが、大工ならではの正真正銘の自然素材。

「花梨」との出会い

ウチがよく花梨を使うのは、まず親方の趣味ですね。
たまに名古屋の港の材木屋さんに見に行きます。

玄関かまちにしても、ケヤキが一番?
でも値段が・・で、すこし安くてこの赤がいいでしょう!
新築や改装でもかなりお勧めします。
普通のカラーフローリングに比べると値段は数倍しますが数倍、長持ちします。
 
私も家のメインは床!ってすごく思っています。
本物の木ですごく硬い木。すごく豪華になります。
ウチの事務所にも使ってありますが、傷はほとんどわかりません。
イヌが走り回っても。。。。。。
無垢の板もすごくいろんな種類があります。
是非、床板でいろいろ悩んでください。

「花梨」を使ってみて

花梨はすごく硬い材料ですので
ノコギリや電動ノコがすぐに切れなくなるほどです。

切ったときのおがくずの匂いも独特の鼻がいたくなる感じです。

本物の木ですから、床板でも縮んだり、ふくらんだりします。
ですから少しずつ隙間をあけて貼っていきます。

ボンドと釘併用施工が基本ですけど
ボンドはあまりつけたくない?(・・・・・・がそうもいかない。)

私自身、この床板を貼るのはすごく嬉しいんです。

先日ホームページをご覧になった方からメールをいただき、
今度、LDKに花梨のフローリングをはることになりました。

いいものをわかっていただき、工事させていただける、本当に嬉しい限りです。
【床材として】
花梨のフローリングです。ウレタン塗装品です。 これは花梨無塗装品。

無塗装品にえ油を塗りました。
こんなに鮮やかになります。

【家具として】
花梨の天板。
掘りコタツは既製品で天板だけつくって
という希望でした。
これは座敷テーブル大きさ、高さは指定で
足はおまかせってことで。。
完璧なウレタン塗装が塗られています。
小さなちょっとしたテーブルです。
これも全部花梨です。
色も形の全然違う。
同じのは二度とありません。
これが花梨の原木板3000x600x70の耳付き
マレーシアから来た木!
熱帯雨林なところでも
こんな大木は少なくなってるらしい・・・(T_T)
今もうひとつテーブルを作っていますが。。。
足をどうするか悩み中。。。
今こんな玄関かまちを作っています。私が塗装してます。かなり豪華!!!  親方がタイで衝動買い?
してきたかりんの原木
巨大な根っこがきました。
それを製材してあります。
まだまだいろいろ作れますね。

できるとすれば(今後の課題&改良点)

特になし

その後経過報告

右は、施工して7年は経っている弊社事務所の床です。

施工したときにウレタン塗装をしただけで、その後、2匹の犬たちの爪にも負けず、手入れもをサボって(^^ゞおります(モップがけを少々程度です。)が、目だった傷もなく、いたって綺麗です。
パイン材のやわらかい雰囲気もいいですが、もちやメンテナンスの面を考えると床は硬さも大切だと実感します。

ここならいつでの見学できますので、ご希望の方はお気軽にどうぞ。
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有限会社 桜小川建築  三重県四日市市智積町80-16 TEL:059-326-2720